バイク初心者から質問⑯あなたのバイクは水冷?空冷?夏の注意点を教えて!
こんにちは!初心者コーナー担当、原付乗りのジョル子です。
暑い。とにかく暑い。
もう何をしていても「暑い」以外の感想が出てこない季節が来ました。
けどね、やっぱり乗りたいんですよ、バイク!!
大学はお休みに入ったので通学はないんですが、だからこそ夕方ちょっとでも涼しくなった時間帯とか…
夏の夕暮れってステキじゃないですか!
それを愛車と楽しむのが最近の私のお気に入りです。
ただこんなに暑いとバイクは大丈夫なのかとか、いろいろ気になることがありますよね。
そこで今回は夏場のバイクの状態と熱中症について、山岡さんに聞いてみました。
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ジョル子(以下、ジ):山岡さんこんにちは!日焼けされてますね!
山岡(以下、山): ジョル子ちゃん、いらっしゃい!毎日暑いね。
ジ:バイク大好きな私も、日中は乗るのがつらくなってきました。汗で化粧は流れちゃうし、日焼け止めを何回も塗り直さなきゃいけなくて。
山:いろんな意味で大変な季節だよね。熱中症にも気をつけてね。
ジ:ありがとうございます。その暑さなんですけど、今日は暑い時期のバイクの注意点を教えてもらいたくて。
山:これだけ暑いと、バイクにも負担になるからね。
ジ:エンジンって熱くなっちゃいけないイメージがあるんですけど、大丈夫なんでしょうか?
山:そうだね、エンジンのことも含めて教えようか。
ジ:ぜひお願いします!
山:まずバイクのエンジンなんだけど、大きく分けて水冷タイプと空冷タイプがあります。
ジ:水で冷やすか、空気で冷やすかという違いですか?
山:正解です。水冷タイプのエンジンには小さなポンプがついていて、水を循環させることでエンジンを冷やしています。
ジ:なるほど。
山:反対に空冷というのは、その名の通り風をあててエンジンを冷やすんだけど、いろんなタイプがあってね…
ジ:展示してあるバイクにも、いろんなタイプがあるんですね。
山:そうそう。これはラジエーターの後ろにファンがついているタイプ。
ジ:走ってるときに風を当てるだけじゃなく、停止中も冷やし続けるんですね。
山:渋滞なんかで長く停止していると、エンジンは動いているのに風が当たらなくなる場合があるからね。
ジ:冷やすことができなくなるんですね!
山:そう。ファンがついてないものもあるけどね、水冷の場合はラジエーターの水温が一定以上になると、強制的にファンを回して風を吸い込むようになってるバイクが増えてるよ。
ジ:でもそういう安全性が高いバイクは大型だったり、価格が高めだったりしますよね?
山:たしかに50cc以下だとファンはついてないバイクが多いんだけど、スクーターに関していえば強制空冷といって、エンジンをかけたときからずっと風を送るためのファンが回り続けて熱くなりすぎないようになってるよ。
ジ:そうなんですか!じゃあ私のジョルノにもついてるんですね。ちょっと安心しました。
山:ファンがついてない空冷タイプだと、渋滞なんかで停止してしまたっときはエンジンを切って熱くなり過ぎることを防いでいる人もいるね。
ジ:最近は夏の気温がとても高くなるし、買う時に気にしていたほうがいいですね。
山:中古車を買う場合なんかは特に気をつけた方がいいね。
ジ:わかりました!それと山岡さん、バイクに乗るということはずっと熱くなったエンジンの近くにいるっていうことですよね。バイクに乗っていないときより、熱中症になりやすいんでしょうか?
山:気温が35度以上になってくるとバイクに乗っていなくても危ないけど、熱中症には乗っていないとき以上に気をつけてほしいね。
ジ:もう少しで目的地だと思うと、喉は乾いているけど走ってしまおうかなと思っちゃうんですよね…
山:気持ちはわかるよ。車と違って一旦停止しないと水分補給できないからね。
ジ:そうなんです!ちょっと面倒な気持ちもあって。山岡さんは夏でもレースに出ますよね。水分補給はどうしてるんですか?
山:レースだとチームで出場していても40分から1時間くらいは一人で走るんだけど、どれだけ長くても30分に1回は水分補給するようにしてるよ。ツーリングに出かけてもそうだね。
ジ:時間で一区切りつけているんですね。
山:自分では大丈夫だと思っていても、一瞬で大丈夫じゃなくなるのが熱中症だからね。あんまり自分の感覚を信じ過ぎるのも怖いね。
ジ:数十キロのスピードで走ってるから余計注意しないといけませんね。
山:そう。停止中にクラっとした場合、スクーターならバランス崩すくらいかもしれないけど、大型になるとバイクだけで200kg以上あるからね。下敷きになるだけで大ケガします。
ジ:そういう危険も考えておかないといけないんですね、山岡さん、ありがとうございました!
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